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京都東山、三十三間堂の北、清水寺の下あたり、昔ながらの狭い路地にありました
寡聞ながら河井寛次郎という人を知らなかったのだけれど、魯山人と並び称せられた陶芸家で、柳宗悦と民藝運動もやってたんだって 彼が昭和12年に自分で設計して建築した旧居が記念館になっています この京都の街中に登り窯まで作って陶芸や彫刻をやってしまうというなんともかんとも大らかな時代・・・
建物は普通の町家3、4軒分くらいはあるかしらねぇ ただの町家とは違ういろんな工夫や遊び心があって実に心地よい 家の中に座っているだけで、それだけで満足してしまう 彼の作った椅子などもそこここに置いてあってどこにでも座ってていいの 河井寛次郎さんって楽しい方だったんだろうなって思う お会いしてお話したかったなって思う
陶芸や彫刻の作品の方は、無骨な大振りな感じ 建物の繊細さに比べて意外なほど・・・ ちょっと私の好みとは違ってたのが残念だったなぁ
河井寛次郎記念館 Link
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2004.6.4 |
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